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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 10巻 感想・レビュー

4月 19, 2012

書店に別目的で行ったところ発売されているのが目に入り、購入。1巻から読んでいたが、もう二桁。
以下、あらすじと感想・レビューです。

・あらすじ
卒業が半年に迫った10月中旬、京介は家族会議にかけられていた。
議題は、「桐乃に変なことしたんじゃないか」。……思わず失笑してしまった。母親マジパネエっす。
母である佳乃が言うには、京介と桐乃が最近急に仲良くなった。桐乃の京介にたいする呼び方も「あんた」から「京介」に変わっている。
そして決定的なのは、9巻で桐乃と京介がウェディングドレスとタキシード?で帰宅したということ。
それらひとつひとつが重なり、家族会議に至った。らしい。
京介も、妹もののエロゲをこよなく愛するという嘘をついている以上、否定しても説得力がないことはわかっていた。
そして京介に言い渡す。

ちょっと一人暮らししろ。次の模試でA判定取ったら帰って来い。

それは根本的解決策ではないんじゃないかと、他の意図を疑うものの、京介は承諾。
ということで、京介の一人暮らしが始まる。

一人暮らしが始まったものの炊事等をしようとしない(やる気が無い)京介を心配して、黒猫から弁当、麻奈実から弁当、あやせから包丁、赤城からトースター。
そして桐乃が冷蔵庫をプレゼントする(3万円)。
さらに加奈子が弁当の実験台と称して弁当を持ってくるなど、女の子に次々と貢がせるヒモのようである。

そして、麻奈実が引越しパーティーを企画。
京介、桐乃、黒猫、沙織、あやせ、麻奈実、加奈子の7人が参加した。
桐乃の表裏の友達が一堂に会するという、これまでは考えられなかったことが実現する。
パーティーは沙織や麻奈実、黒猫、あやせの尽力もあり、滞りなく、和やかに進んでいった。
しかし、それは加奈子の投げた一言で破られる。

「おまえよー……なんかぁ、さっきコミミに挟んだんだけどぉ。あたし以外の女から食べ物もらってんべ。どーゆうこと? ねえ」
「んじゃ、加奈子が毎日弁当作ってやったら、それだけ食って生きるわけ?」

それに対し、黒猫、麻奈実、沙織が、自分こそが世話をすると言い、言い合いに参戦してくる。修羅場ですか。

「いい加減にしろーーーーっ!」
「京介の邪魔すんなぁっ!」

騒がしく言い合いに発展するが、桐乃の怒声で静まり返る。
桐乃は、勉強のために一人暮らしを始めた京介の邪魔をするなと言い、京介の世話をあやせに頼む。
京介の部屋にあやせが入り浸る日々が始まった。
しかし同時期、あやせの個人ファンサイトに、「裏切られた、制裁を下す」という記事が書かれているのを発見する……。

・感想
一言で言うなら、あやせ巻。
そしてハーレム化進行。

二桁目となる10巻は、あやせに主眼が置かれた話。
2巻であやせは桐乃がオタクであることを知り、衝撃を受ける。絶交直前までいくが、その後京介の身を粉にする努力もあり、桐乃と仲直りした。
しかし、そのためには「京介は近親相姦上等の鬼畜」であり、「桐乃を京介の毒牙から守る」という名目が必要だった。
京介が本当は嘘をついていたと気づいていても、自分を納得させるための嘘を信じる必要があった。
けれどそんな京介とあやせのちぐはぐな関係も10巻で終わりを迎えた。
あやせは真実を受け入れ、京介に想いを伝える。

「そんなあなたのことが好きです」

10巻はここで終わる。

あ、あやせェーーーー!!
告白!? と思ったが、普通の告白ではないみたいだ。
10巻にて、黒猫とあやせが口論するシーンがある。
そこであやせは、京介は桐乃のために誰とも付き合うつもりはないことを言っていた。つまり、京介が現時点で誰とも付き合うつもりがないことを理解しているのである。
その上で告白したということは、付き合うことを求めるつもりはない、ということではないだろうか。しかし告白した。その理由は何だろうか。

推測するに、「俺はあやせに嫌われている」と京介は思っている、とあやせは思っているのではないだろうか。実際あやせは京介に向かって嫌いですと明言している。
それは前述した、「近親相姦上等の鬼畜」という設定を守るための発言であっただろう。あやせの本心ではない。
自分が好きな相手に、嫌われていると勘違いされているのはなかなか辛いものがあると思う。
それゆえに、自分の想いを伝えようと思ったのではないだろうか。たとえ返事をもらえないとしても、せめて自分の本当の気持ちを伝えたい。
そんな心の動きがあったとしても不自然ではない。

加奈子。……かわいいです。
10巻は加奈子の出番も多かった。いつの間にか京介との距離も縮まっているし。
加奈子が京介に電話をかけてくるシーン。
家の場所を教えろと言ってきた加奈子に対し、京介は男の家に女一人で来るのはどうかと思う、と嗜めるが、加奈子は笑い飛ばす。
京介は、加奈子と自分がどうにかなる未来なんて、平行世界でもひとつもないだろう、と考える。

つい、ニヤッとしてしまった。
ここ、PSPソフトの俺妹をやった人なら解ると思う。
そう、ゲーム版俺妹では、加奈子ルートが存在する。そればかりか、特別小冊子で加奈子と結婚したショートストーリーまである。
そしてそれらは、原作者である伏見つかさ自ら書き下ろした部分なのだ。ゲーム版とのクロスオーバー?が実現した場面である。

他にも、加奈子が京介を自分のマネージャーに再就職させようとしたり、親に作るための実験台として弁当を作ってきたり、パーティーで京介にくっついてきたり、デレたりなかなか美味しいポジション。1巻ではただの生意気な糞ガキという京介の中の加奈子の評価が変わりつつあった。
これから加奈子がどう出るのか期待。

・まとめ
そういえば、あやせのストーカーもといファンの筧沙也佳ちゃん(12)が新キャラとして出てきましたねー。(棒
今後絡んでくるのか不明なんだよな。可愛かったけど。
俺妹では加奈子とあやせが好きな自分としては満足な1冊でした。逆に、麻奈実や黒猫、沙織の出番は少なめ。瀬菜に至っては熱を出しただけ。出番ゼロ。
話の展開といえば、やはりあやせの告白かな。11巻でどうなるか。ただ今のところ、あやせは付き合う願望はないと思うのでそれほど引っ張らないと思う。
あやせの告白を除けば、特に大きなことはない……と思ったら、桐乃と麻奈実が和解するための話し合いが開かれるんだった!
京介の試験が終わった後、麻奈実、桐乃、京介の三人で話し合いが開かれるらしい。
そこで、桐乃がどうして麻奈実を毛嫌いしているのかがわかる! と思う。
11巻では桐乃と麻奈実と京介の話になるかもしれないな。

ということで、レビューでした。言いたいことたくさんあってまとまりに欠けるのは失礼。勘弁して下さい。

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